女性の正礼装スタイル

 正礼装は、最も格式の高い礼装スタイル。

皇室行事や、格式の高い式典、最高格のホテル・会場での着席パーティーにおいて求められる装いで、日本では、女性の礼装ではあまり一般的なものではありません。結婚式やパーティーで、この装いをする場合は、新郎新婦とその両親です。通常の結婚式や披露宴に招待された場合は、準礼装略礼装を参照。

海外において、セレブが使うような豪華客船に滞在(クルーズ)する場合は、このスタイルが求められる場合があります。

昼の正装 夜の正装
スタイル名称 アフタヌーンドレス イブニングドレス
(ローブ・デコルテ スタイル)
服装 袖付き(袖丈は七分~長袖)で、露出を控え、光りすぎないワンピースやドレス。丈は膝下位からロング。(ロング丈の方がより格式が高い) 袖なしで、胸や背中の開いたドレス。

ロング丈が原則。
アクセサリー 光を抑えたパールなど。 光る華やかなジュエリー。
ハンドバッグ 小型で光の少ないもの。
布製・革素材・ビーズバッグなど。※1
小型で華やかなもの。
布製・革素材・ビーズバッグなど。※1
パンプス(ヒール有)※2
ストッキングは、必ず履きます。
パンプス(ヒール有)※2
ストッキングは、必ず履きます。
手袋 手袋をするなら、ドレスの袖丈と合ったもの。 ひじ上のロング手袋。
帽子のマナー

かぶるなら、ドレスと合ったものを選ぶ。
室内でかぶる場合は、つばの無いもの、つばの狭いものを選ぶ。屋外では、つばの広いもの。

女性の帽子は服装の一部とみなされ、かぶった場合、脱がないのが原則。

かぶらない

※1ハンドバッグは、正装は布製のハンドバッグが最も格式が高い装いです。

※2 パンプスは、布製 それもドレスと同じ生地で作ったものがより格式が高いと言われる場合がありますが、現在ではそれほど こだわりがなくなっています。

昼の正装スタイル(解説)

昼の正装スタイルは、いわゆる「アフタヌーン・ドレス」スタイル。肌の露出の少ない袖付き、ロング丈のワンピース・ドレスが正解。


服装の生地素材は、シルクやシルキータッチのもの、レース素材などで、光りすぎないものが良いとされています(昼間は、あまり光ってはいけないのです)

ファーや皮革素材は避けた方がベター。合わせるアクセサリー・小物類も、キラキラ光り過ぎないものを選ぶ事が基本。ジュエリーなら、パールが基本となる。バッグや靴は、サテンやグロラン素材の布製が正式とされています。

夜の正装スタイル(解説)

夜の正装スタイルは、「イブニング・ドレス」スタイル。いわゆる"ローブデコルテ"という装いで、袖なし、肌の露出を多めにしたワンピース・ドレススタイルです。

ドレス丈(スカート丈)も、ロングが主流となります。服地の素材は、ラメやシルキー、サテン、シフォン、オーガンジー素材など、昼間のフォーマルとは違い、華やかなものが良いとされています♪

ドレスに合わせるアクセサリーも、華やかなものを選びます。
胸元を、美しいジュエリー(や、それに準じたもの)で飾るのが基本。ネックレスとイヤリングは必須アイテムです。
バッグや靴も華やかなものを。ドレスと共布(同じ生地)のものが、より格式が高く正式なスタイルです。

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